2013春闘は、「働くことを軸とする安心社会」実現に向け、『「傷んだ雇用・労働条件」の復元とすべての働く者のディーセント・ワーク実現』に向けた取り組みとして位置づけ、公正で安心・安全な社会の実現に向け邁進するとして闘った。連合山形は、賃金カーブ維持分+賃金改善分1%以上を目標とし、賃金カーブ維持分算出困難な組合は、維持分を4,600円として取り組むこととした。
結果は、4月30日現在、集計可能な登録組合188組合のうち、要求提出は56組合(29.8%)、妥結組合は、全体で40組合(21.3%)の報告にとどまっている。
【要求額】
加重平均 | 率 | 前年比 |
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4,421円 | 1.85% | ▲951円 |
単純平均 | 率 | 前年比 |
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4,636円 | 1.94% | ▲660円 |
【妥結額】
加重平均 | 率 | 前年比 |
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3,154円 | 1.32% | ▲451円 |
単純平均 | 率 | 前年比 |
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3,370円 | 1.41% | ▲295円 |
4月30日現在の集計状況では、要求額、妥結額ともに昨年を下回り、マスコミ報道に見るアベノミクスによる景気回復、賃上げムードの気配はまったく見受けられない。
賃金改定状況の詳細については、最終版で掲載する。