最賃の大幅引き上げを求める署名33,748筆を提出
7月3日、2018年度山形地方最低賃金審議会の審議開始を前に、山形県最低賃金の大幅引き上げを求めるため、山形労働局に要請行動を行いました。小口連合山形会長代行は、「2018年度最低賃金行政に関する要請書」および33,748筆の「最低賃金の大幅引き上げを求める署名」を庭山山形労働局長に提出し、その後、労働局との意見交換を行いました。
最低賃金額が大都市と地方の格差が拡大していることから、労働力の流出が進むなどとして、①山形県の地域別最低賃金を早期に1,000円へ引き上げること。②基幹的労働者にふさわしい特定(産別)最低賃金の水準を確保すること。③雇用主に対し、最低賃金法の遵守を徹底すること。④最低賃金法違反を取り締まるための監督体制を強化すること。の4点について要請しました。
県内の最低賃金は、昨年度より24円引き上げにより時給763円になりましたが、全国平均874円とは大きな差があり、労働力の流出や地方創生の観点からも大幅な引き上げが必要です。生活できる最低賃金の確保に向けて、大幅引き上げを求めていきましょう!
2018年度最低賃金行政に関する要請書