沖縄戦から73年目となる慰霊の日に合わせ、6月23日~24日に『2018平和行動in沖縄』が開催され、連合山形から青年委員会2名が参加しました。
初日は全国から約1,200人が集まり、沖縄県浦添市市民体育館にて『平和オキナワ集会』が開催されました。
以下参加者の感想です。
『平和オキナワ集会』では、フリージャーナリストの屋良氏による沖縄基地問題についての基調講演と平和式典が行われ、自分が思っていたアメリカ軍の駐留意味と現実は違っており、沖縄に対する認識の誤りを猛省する機会となった。
当時の政府が行った”捨て石作戦”とも呼ばれる沖縄戦争の真実や、県民・政府の自粛要請を無視した2017年のオスプレイ訓練強行など、沖縄県民の心情を度外視した事実が溢れ返っていた。
インターネットのニュース情報などから、日米両政府が沖縄の負担軽減を進めていると認識をしていたが、「在留米軍が必ずしも日本を守ってくれる」という確証がない状況下で立てつけられた現政権における安全保障政策に不安が強くなった。若者はインターネットを中心に情報を集めていくため、デマがデマを呼び、ねつ造やヘイストスピーチを招くなど認識不足により歪められた沖縄が社会で作られている。目の前にある情報が必ずしも正しい訳ではないと疑い、当事者の声等の真実を見極める営みの重要性を学んだ。今回知った事実と学び、感じ取ったものを、組織や職場に展開し連帯を強めていきたい。