連合東北ブロック「2017男女平等参画推進フォーラム」へ参加しました。
6月16日~17日、宮城県「ホテル松島 大観荘」において、約120名の参加者を募り、「男女平等参画推進フォーラム」が開催されました。うち山形からは、男性8名・女性6名の14名で参加しました。
「すべての人が平等に働くことができる職場環境、そしてセクシュアルティに関わらず、すべての人が個人として尊重され、幸せを求めることのできる社会へ。平等と多様性を考えよう。」と連合本部の提起の後、「LGBTも働きやすい職場環境にむけて」と題して、ヘアーサロンWing代表の小野寺 真さんより講演をいただきました。
連合は、初めてインターネットによる「LGBTに関する職場の意識調査」を全国20歳~59歳の民間企業の職場における男女1000名対象に実施しました。
・LGBT等(性的マイノリティ)当事者は8% ・職場における「LGBT」に関する差別を「なくすべき」8割強
・職場におけるLGBT関連のハラスメントを受けたり見聞きしたりした人は2割強
・「LGBT」が身近にいる人では、約6割
・ハラスメントの原因 約6割が「差別や偏見」と回答
・管理面では、認知度や受容度が高い反面、抵抗感等もやや高い傾向
以上のような結果でした。
従来の「性=男女」の考え方ではなく、人間の尊厳や平等原則などの憲法上保護されるべき課題から「性=多様性」として、すべての人が分かり合え、平等に幸せを求めることのできる社会に向けての取り組みを進めていきます。