9月11日(金)~14日(月)3泊4日の日程で、北海道 根室市納沙布を中心に2015平和行動in根室が開催され、「連合山形」より15名を派遣しました。
12日は、北海道立北方四島交流センターを会場に「北方四島学習会」、映画「ジョバンニの島」の上映・返還運動関係者セミナー(全4セミナー)13日は、納沙布岬・望郷の岬公園を会場に「2015平和ノサップ集会」、会場を歯舞漁港に移り、連合「ねむろ水産フェスタ2015」が開催され北方四島の歴史と、早期返還への思いを新たにしました。
2015平和行動in根室 ~連合山形派遣団の一員として~
[報告・所感]
この雨は元島民たちの「怒り」,あるいは「哀しみの涙」なのではなかろうか。
これは,平和ノサップ集会での児玉氏の挨拶冒頭の言葉です。
この言葉を聞いたときは,目尻の奥から込みあがってくる熱いものを感じました。
元島民の方の苦悩,支援している方の思いがひしひしと伝わってきました。いま,北方四島は,ロシアにより強行で開発が進められており,環境問題も深刻化しています。元島民のみなさんが戻りたい,「自然豊かな故郷」が変えられてしまっているのです。
領土問題は国同士の話し合いで解決していくものですが,政府や一部の人が頑張るだけでは進展が図れないと思います。一人ひとりが同じ目的のため,力を合わせることが重要だと思います。
日本固有の領土である北方四島の一括返還の実現,日ロ平和条約の締結を成し遂げるために,わたしもできる事から取り組んでいこうと思います。
「祈りの火」に込められた思いが成し遂げられ,平和的に消せるその日まで
東北電力労働組合 米沢支部
佐藤 憲一