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労使首脳懇談会

    舩山会長(右)から県経営者協会寒河江会長(左)に要請書を手交

    連合山形と5つの経済・経営団体による「労使首脳懇談会」を3月4日、山形グランドホテルで開催しました。

    はじめに、連合山形から各経済・経営団体に対して「2022春季労使交渉に関する要請書」を手交し、2022春季労使交渉における「人への投資の充実」と「すべての働く者の立場に立った働き方の改善」の対応を要請しました。

    懇談では今春季生活闘争をめぐる地域経済状況や労働政策の課題等について意見交換を行い、連合山形は「コロナ禍から経済の自律的回復軌道に乗せていくためにも、生活設計に直結する月例賃金の改善が最優先だ」と述べ、使用者側は「長引くコロナ禍にウクライナ危機が加わり先行き不安が増大している。労働者側の主張も分かるが、賃金引き上げより雇用維持と企業存続を優先せざるを得ない状況だ」と述べられました。

    懇談の最後に意見集約し、「感染拡大防止と事業の継続・雇用の維持のため労使で知恵を出し合いながら危機脱却をめざす。また、働き方の改善と健康で安全に働き続けられる職場環境が求められている」、「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻は、主権国を踏みにじる明らかな侵略行為で断じて許されない。日本はじめ国際社会はあらゆる努力を重ねて戦争を終結させ、一日も早い平和的解決を願う」などを確認し閉会しました。

    経済・経営団体の参加者
    連合山形の参加者