新着情報

連合山形ニュース134号が発刊されました。
詳しくは連合山形ニュースよりご覧ください。

※ 地域協議会活動報告よりご覧ください

小野住職 連合山形「2017山形県男女共生集会」を開催

連合山形男女平等行動委員会主催で、6月27日大手門パルズを会場に101人(男性63人・女性38人)が参加し、「2017山形県男女共生集会」を開催しました。
今年の集会では、妻が茨城県に単身赴任され、家事と育児を行っている長井市・洞松寺住職の小野卓也さんより、「今どきのワーク・ライフ・バランスとは」というテーマでワークショップ形式での講演となりました。
講演の中で小野住職から、『男女平等などの考え方に関して「こうあるべきだ」とか正しい答えは無く、それぞれが多様な考え方で、男女という枠にとらわれず理解していくことが必要であること。』『人に何かを頼む時、「心理的リアクタンス」で「やれ」といわれるとやりたくなくなる。それを「カチッサー効果」理由をつけて頼むと動きやすくなる。少し気になることがあったとしても「大目に見る」という余裕が必要』など話されました。
参加者各人が作成した「あなたの家庭のロードマップ」を家族で共有化し、五年後に達成できたかをチェックしてみる。など、講演の随所随所にボードゲームの要素も取り入れられ、参加者同士のコミュニケーションが図られ、皆さんの笑顔が印象的でした。

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連合東北ブロック「2017男女平等参画推進フォーラム」へ参加しました。

P1130890 6月16日~17日、宮城県「ホテル松島 大観荘」において、約120名の参加者を募り、「男女平等参画推進フォーラム」が開催されました。うち山形からは、男性8名・女性6名の14名で参加しました。

「すべての人が平等に働くことができる職場環境、そしてセクシュアルティに関わらず、すべての人が個人として尊重され、幸せを求めることのできる社会へ。平等と多様性を考えよう。」と連合本部の提起の後、「LGBTも働きやすい職場環境にむけて」と題して、ヘアーサロンWing代表の小野寺 真さんより講演をいただきました。
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連合は、初めてインターネットによる「LGBTに関する職場の意識調査」を全国20歳~59歳の民間企業の職場における男女1000名対象に実施しました。

・LGBT等(性的マイノリティ)当事者は8% ・職場における「LGBT」に関する差別を「なくすべき」8割強
・職場におけるLGBT関連のハラスメントを受けたり見聞きしたりした人は2割強
・「LGBT」が身近にいる人では、約6割
・ハラスメントの原因 約6割が「差別や偏見」と回答
・管理面では、認知度や受容度が高い反面、抵抗感等もやや高い傾向
以上のような結果でした。

従来の「性=男女」の考え方ではなく、人間の尊厳や平等原則などの憲法上保護されるべき課題から「性=多様性」として、すべての人が分かり合え、平等に幸せを求めることのできる社会に向けての取り組みを進めていきます。